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Bio: Susumu Muraji Self described "Pan Man," Playing Steel Pan, the Musical Instrument made from the bottom of a steel drum. He also tunes and constructs pans with an office, "Steel Pan Lab Curepe," is based in Nishinomiya City in Hyogo Prefecture. プロフィル:村治進 (兵庫) 1993年にトリニダード&トバゴ共和国から帰国した村治 進は、スティールパン(スティールドラム)の素晴らしさを世に知らしめるべく、スティールパンを中心としたバンド "Domestic Steel Pan Combo (D.S.P.C.)" を結成(4年間活動)。あらゆるジャンルの曲をカヴァー、神戸を中心として活動する。 1994年、兵庫県芦屋市と大阪市天王寺区の二ヶ所で教室を開始。(1997年のキュレップ開設に従い一ヶ所に統合) スティールパン独自の音楽理論を展開。なじみのない楽器にも関わらず、多くの生徒の賛同を得る。卒業生の多くが、プレイヤー、あるいはスティールパンの指導者として、現在も活躍中。 1997年、村治氏は全ての仕事を区切って再度トリニダードに渡り、現地のカーニバルに参加。世界最大のスティールパンのイベント、「PANORAMA」にMoodsのメンバーとして出演。アメリカに渡り、世界最大のパンの販売店「Panyard Inc.」や、スティールパンの創始者の一人エリーマネットが指導している「West Virginia 大学」にて、スティールパンチューニングの基礎理論を会得。一旦帰国後、ふたたびアメリカに渡り、「West Virginia 大学」のワークショップに参加し、チューニング技術をさらに追求。 その独自のルート、技術を生かし、「いい楽器」を「安定した価格」で「選べる」場所として"SteelPan Lab Curepe(キュレップ)"を西宮に開設。1997年秋、大阪と芦屋の教室を整理し、Curepeにて個人レッスンを始める。 1998年、ビッグバンドのPamberiのアレンジャーOthello Molineauxに呼ばれ、PANORAMAに参加。6ベースパン、ミッドサイズドパンを製作。 1999年にはMoodsのダブルセコンドパンのプレイヤーとして、PANORAMAに参加。ダブルギターパンを製作。 2000年にはクラシックのコンテスト「パン・イズ・ビューテフル」に参加。より多くのトリニダーディアンとの交流を持つ。 2002年、6回目のトリニダード行きを数え、トリニダードでのコンペティション、コンサートへの出場回数は十数回、のべ滞在日数は200日を超える。 |
The first time you hear the sound of the Steel pan, you may say "that's unbelievable, how can they make this lovely sound from a can !? " When studying about making and tuning pans, the most important thing is respect. "Tuning pan is not a magic." If you learn the making and tuning methods step by step, and you can see the personality of each pan, it is possible that you can be a tuner. If you never give up studying something until you can do it, you canbe anything you want to be. Study and walk straight! ★Note: Times and content are subject to change without notice. スティールパンを初めて聞いた人は「鉄板をハンマーで加工してこんな音が出るなんて信じられない」と思うだろう。私もそうだった。いや、いまだにしんじられない。 「respect」 敬意を持って楽器に接することこそが、調律、制作を学ぶ上で一番大事な事だとするなら、そういう方は、調律師になる素質を持っていると言える。 しかし、「調律は魔法ではない」。 キチンと理論があり、基礎理論から応用を身につけ、一つ一つのスティールパンの個性を観察する力を持っていれば、調律することは夢ではない。天才になるにはもちろん膨大な努力が必要になる。努力というとうんざりするが、「あきらめないこと」、これだけだ。できるまでやれば、いつかできる。調律師をめざす方には、制作の実際を身につけ、楽器の特性を知り、ぜひきちんと勉強していただきたい。 日本に数名しかいない調律師の中でも草分けである村治の制作の実態が見れる機会である。スティールパンに興味のある方であれば、必聴である。 ★注意:時間および内容の変更可能性はありますので、ご了承ください。 |